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リカステ

近年もっとも注目されている洋蘭の一種、リカステ。
まだあまり知られていませんが、最近とても人気があります。
営利品目の蘭と違い、ひとつひとつが個性的で表情も豊か、大きさもさまざまです。
リカステ豆知識
[lycaste] 蘭科の1属
メキシコ、グアテマラなど中南米の高地が原生の地生ランで、標高の高い山に着生、または地生しています。
3片の大きながく片の正三角形の花が特徴です。鮮やかな色が多く、一輪一輪の花にボリュームがあります。

“Lycaste(リカステ)”とは、ギリシャ神話に登場するトロイア王“プリアモス”の娘
“リカステ”にちなんで名付けられたといわれています。
リカステの育て方
通常の開花時期は冬です。
花もちがよいので、ひとつの花を1ヶ月ぐらい楽しめます。
その後も新芽が次々と芽吹いて花を咲かせますので、ひと鉢で1〜2ヶ月もお花を楽しめます。
たいへん丈夫なので、夏の暑い時期に気をつければ育てやすい品種です。

花が傷み始めたら、早めに茎の元から切ってあげましょう。
その時から、来年の花へ向けての準備が始まります!


花が終わった株から新しい芽が出てきます。
新芽がぐんぐんと成長する時期なので、栄養をたっぷりと与えます。
液肥(市販のハイポネックス等、1000倍液)を、週1回のペースで、
新芽が特に成長する4〜5月には、固形肥料もあげましょう。

遮光 : 50〜60%


梅 雨
雨に当たることは特に問題はありません。注意が必要なのは「風通し」です。
風通しが悪くなると病気がつきやすくなるので、気をつけましょう。

遮光 : 70%


バルブの成長期に入ります。
このバルブの大きさが、後々の花の善し悪し(大きさや美しさなど)に関わってきます!
この時期は、特に慎重に大切に育てましょう。

暑さ対策 :  風通しをよくする
夜間の温度が高いときは、夕方に棚下に水やり等をして涼しく保つ
お水は毎日たっぷりあげる
遮光 :  ベランダなどでは寒冷紗等で80%
戸外では木陰に置く
葉焼けしないように注意する


バルブの完成期です。
最低温度が10℃くらいになったら室内へ入れましょう。
肥料はリン酸系のものだけにして花芽の発生を促します。
お水は、水苔が乾いたらあげる程度にします。

遮光 : 50〜70%


気温は最低5℃位でも大丈夫ですが、適温は15℃位です。
加温ができない場合は、水は控え乾かし気味にします。
水をあげすぎると根腐れを起こしてしまうので、気をつけましょう。

遮光 : 50% 昼間は部屋のカーテン越し位で


ワンポイント・アドバイス
温度と遮光
高地に生まれた花なので、夏の高温と直射日光に弱いのです。
・風通しをよくして涼しく保つ
・遮光をして葉焼けを防ぐ

とにかくこれが重要です!
あまりにも暑い日は、夕方に棚下に打ち水をするなど、涼しくなる工夫をしましょう。


水やり
新芽の成長期(5〜9月)には、水が鉢底から抜け出るほどたっぷりと、
苔が乾いたらまたあげるようにします。
バルブが大きくなってくる10〜11月には、苔が乾いている期間を長くし、
水を控えめにして花芽の発芽を促します。


肥 料
4〜7月 窒素割合の高い液肥(ハイポネックス1000倍液等)を週に1度与えます。
8〜9月 窒素割合が低くリン酸割合の高い液肥を与え、花芽の発芽を促します。


害 虫
ナメクジ 柔らかい新芽や花芽につきやすい。
ナメキール等の殺虫剤で駆除します。
カイガラムシ 風通しが悪いと、葉裏につきやすい。
雑巾や歯ブラシでこするか、スプラサイド等の殺虫剤が有効です。


冬に入ると、バルブの脇から花芽がでてきます。
蕾が付いたら、できるだけ太陽の方向へ向けるようにしましょう。
これにより、花の向きがそろってきます。
また、早めに支柱を添えてあげるようにすると、咲いたときの花の表情が一層引き立ちます。
このとき、花に擦り傷がつかないように気をつけることも大切です。
リカステは、たいへん傷つきやすいデリケートなお花なのです。


手塩にかけて育てたリカステが花を付けてくれたときの喜びは
もう語り尽くせません!
あなただけのリカステの花を咲かせて下さい・・・
彗星蘭>>>