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マスデバリア |
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マスデバリアはクールオーキッドに属します。
自生地は赤道直下のアンデス山脈の高原地帯。
年間気温が一定していて平均15℃前後。1日の気温差が10〜15℃。
霧や雲の多い雲霧林地帯に生息しています。
日本でこの環境を保つ為には、冬の寒さと夏の暑さ、とりわけ夏の暑さから
株をどう守るかが栽培のポイントです。
以前は、マスデバリアを育てる蘭農園も少なく、株の大きさの割には値段の高い蘭に属していたので
マニア向きの蘭、という感じでした。
しかし、最近やっと、しっかりした株で花つきの良い品種、しかもお手頃価格の
マスデバリアを作る蘭農園ができました。
栽培家の長年の努力のたまものです。
夏を除けば、しっかりした株を育てれば、年中次々と花を咲かせることも可能です。
ガーデニング感覚で、室内で上手に育成すれば、もしも真夏に株がだめになってしまっても、
それまでは十分にお花を楽しんでいただける蘭だと思います。
もちろん、うまく夏越しさせれば、それはさらなる喜びでしょう! |
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育て方のポイント4ヶ条 |
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1.温度は、7〜20℃。10℃前後が最適。
2.湿度は高めを好みますが、時々風がながれると最適。
3.鉢は、乾かさず、少し湿っている状態が良いです。
4.肥料は規定の倍の薄さで。濃い肥料はやめましょう。 |
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理想的温度
低温〜中温度(7〜20℃)で管理できれば無難で、10℃前後がベストです。
赤道近辺の高地に生息するものがほどんどなので、季節による温度差を必要とはしませんが、
他の蘭と同様に、生育・開花のためには、5〜10℃の昼夜の温度差が必要です。
特に真夏の夜はできるだけ涼しく管理をし、通風を良くして、
さらに湿度を高めることなどを心がけましょう。
最近は、いい交配種ができて、中温でも耐えられる品種が出始めています。
それでも日本の一般地域における真夏の温度は高すぎますので、注意して下さい。
光
弱光線を好むといわれますが、割と強めの光のもとでいい花が咲くケースが多いです。
ただし、温度環境については涼しくしないといけません。
温室では80%近い遮光をすることをお勧めします。
家庭では、東向きか、カーテン越しの南向きの窓辺におくとよいでしょう。
人工光線(蛍光灯40W4本)でも栽培は可能です。
冷涼地なら、夏季は屋外の日陰でもOKですが、
それ以外の地域での夏は、できる限り涼しくするよう管理をしてください。
水遣り
貯水器官をもたないマスデバリアにとって、水遣りは非常に大切です。
コンポストがカラカラに乾くのは良くありません。
(他の蘭は短期間ならカラカラでも大丈夫ですが)
水はけが良ければ、常時湿っている程度でもOKです。
湿 度
雲霧林が自生地なので、高い湿度を好みます。60〜80%なら最適です。
湿度不足のときは、朝に霧吹きをしたり、砂利をしいたトレーに鉢がつからない程度に水をはって
その上に鉢などを乗せるといいでしょう。
60%以下にはしないほうが無難です。
秋から冬にかけて、乾燥した日やエアコンをいれるとき等は注意が必要です。
通 気
適度な空気の動き(葉がかるく動く程度)が必要です。
風を気にしすぎて、乾燥し過ぎにならないように注意しましょう。
肥 料
成長している時は、4〜6週おきに薄い液肥(濃いものはダメ。規定の半分以下に薄めます)
を与えます。
パーク植えなら3:1:1の高窒素肥料を月に2回程度、その他は1:1:1の肥料を使います。
天候の悪い日が続く時は、月1回でOKです。
開花時期が近づいたら、1:3:2に変えるとよいでしょう。
月に1回はお水をたっぷりとやり、鉢内にたまった肥料を流し出すようにしましょう。
成長が止まっているときや、株が弱っている時は、肥料は与えないで下さい。 |
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コンポスト・植え替え |
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日本では、素焼き鉢に水苔が一般的です。
風のあるところでは、鉢からの水分の気化蒸散に伴う根の温度低下が期待出来ますが、
乾き過ぎには注意します。
水苔は、常に濡れていると劣化が激しくなります。
水苔が傷んできたら、根が水苔と一緒に傷んでしまう前に植え替えましょう。
マスデバリアは夏には成長しないので、普通の蘭のように春に植え替えると、
植え替えで傷んだ根が復活できず、枯れてしまいます。
植え替えは、秋から冬にかけての成長期に行うのが一般的です。
しかし、冷房などにより常に適温を保てる環境であれば、
水苔の劣化を指標に植え替えるのが良いようです。
植え替えでは、鉢の中央に植えます。
マスデバリアは複茎種ですので、まわりに新芽が出ます。
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